常設展示と吉澤美香さん
artsちばしび
2021-12-21 18:01 JST

市川團十郎の浮世絵も発色が素晴らしい。本当に150年前? という発色。

千葉市美術館コレクション選に行ってきた。いま気が付いたけど、顔がテーマだったのか。保存状態のいいものをもっている。あと渓斎英泉もいいね。今確認すると今中コレクションになっている。千葉市の所蔵じゃないのか。英泉の絵柄がいい。千葉市の美術館で初めて知った。

あと吉沢美香展。最初なにかと思ったけど、、、そもそも壁に直接切り貼りしてある絵が作品だとは思わなかった。聞いたら、本人が来て壁に貼っていったらしい。作家さんと近い気がしてうれしくなるね。展示の後にインタビューも見た。だいたい、現代作家の文言を見るとがっかりするか何言っているのかわからないことが多いのだけど、なんか分かりやすかった。絵を描くという行為が好きで、そしてそれを脱却しようとしてそして、また絵に戻ってくるという。ぐるぐるまわっているところがプログラマにも通じる。作品名「ぬ-94」なんですか?

つくりかけラボもいい。SF とりはうたう ひみつを参加型のイベントアート?が多いつくりかけラボ。今回も参加型。

スズメを見た!!

という情報を集めていて、それを展示している。テープに録音するというイベントもあるみたい(やらなかった)。スズメ情報は書いたので、次行ったときに、私のコメントが作品の一部に取り込まれている事でしょう。ちょっとうれしい。

「松竹梅湯島掛額」(月岡芳年)階段を上る女性の絵。すごい。火事の熱と高台の風を感じさせる臨場感と切羽詰まった感。何度でも見たくなる絵でした。