MakeLSI(2021) を振り返る
MakeLSIInverter
2022-8-14 0:06 JST

去年(2021)、MakeLSI でコンパレータを作ったのだが、案の定、なにをしたのかさっぱり忘れている。

備忘録ではなく、思い出し日記だ。まずはインバータをつくる。

Windows 10 の KLayout

もう何をどこでやったのだか、さっぱり、忘れてしまっている。今やほとんど使っていない Windows 10 の PC をあさると去年、頑張ったコンパレータの記録があった。インバータも作ったはず。そこで、もう一回、インバータとコンパレータを最初から作り直すことにする。

まずは KLayout から。立ち上げてバージョン確認。0.27.3 だった。2022.8 時点で最新は 0.27.11 のようでメジャーバージョンアップはされていないみたい。とここまで書いて、最初は回路図書くんだった、、、と気が付く。

KiCad プロジェクトの作成

ということで KiCad(5.1.8) を立ち上げ、Inverter2022 という名称でプロジェクトを作る。さらに、OpenRUle1um/KiCadから ダウンロードして OR1Symbols.lib を KiCad に追加する。

ここではチュートリアルの通り、後々検索しやするために 0_OR1Symbols.lib と名前を変えてライブラリをInverter2022 に配置する。

追加は"設定"->"シンボル ライブラリーを管理"からウィンドウを出して、さらに「プロジェクト固有のライブラリ」のタブをクリック。ウィンドウ下側にあるフォルダアイコン(テーブルに既存ライブラリを追加)をクリックし、シンボルライブラリを選択する。

KiCad schematic

チュートリアル通り、NMOS_OR1 と PMOS_OR1 を配置し VDD, VSS, A, X と配置し結線して回路図を完成させる。アノテーションしたの後にネットリストを Spice として書き出す。

Inverter2022.cir
.title KiCad schematic
M1 /X /A /VDD /VDD PMOS_OR1 l=1u w=6u
M2 /X /A /VSS /VSS NMOS_OR1 l=1u w=2u
.end

diff をとったら去年と同じであった。ここまでは順調だ。

KLayout の設定

去年やってあるからほとんどそのままでいいはず。Windows は C:Users(ユーザ名)KLayoutsaltOpenRule1umKLayoutOpenRule1umに salt というディレクトリがあるらしい。確かにある(去年やったからね)。どうやら zip を展開したみたいで git で管理されていない。アップデートされていると思うが、去年のをそのままやるという意味でこのままいく。

grid の設定やら何やらをチュートリアル通りにやっていたので、それもチュートリアルと同じかどうか確認した。

KLayout

最終的にはチュートリアル通りにお絵かきをしてうまくいくことを確認した。

しかし、これではお絵描きしただけで何の蓄積にもなっていないじゃないか。ということも去年思ったなぁ。

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