心房細動発症
心房細動
2023-7-21 9:37 JST

2023/7/12 に心房細動を発症した。その記録。

ラケットの素振り

きっかけはラケットの素振り。高強度インターバルトレーニングというものを今年のはじめくらいから行っているのだが、最初はバービージャンプからはじめた。で、つい調子にのって最近では昼ラケットの素振り、夜バービージャンプをしていた。

2023/7/12 の昼間にラケットの素振りをした。高強度インターバルトレーニングなので、20秒素振りして10秒休む。を8ターン。最後の1分はクールダウン。

その日の夕方から調子が悪くなる。AppleWatch で計測していたので正確に記録が残っている。

正確に残っている割には見づらいが、7/11 の二度のトレーニングの際には一瞬 160 いかないくらいまで心拍数があがるが、ある程度すると80 までさがる。ところが 7/12 は160 を超えていて、その後、100 あたりから回復していない。

いつもだと 150 くらいで落ち着くので、150 から急激にあがり 160 を突破したところが心房細動を発症した瞬間だろう。

動悸息切れ

7/12 の夕方から動悸息切れが激しくなった。特に、「どきどき」が収まらない。心拍数でははっきりと心房細動かどうかわからない。AppleWatch の心拍変動をみればかなりはっきりする。

普段は50msec を切っているが、7/12 以降は 150msec を上回っている。つまり、拍動が一定していない。

とりあえず医者にいく

7/13 に井上記念病院にいった。この病院、医者のレベルがものすごく高いのに、看護師とか従業員が、ほぼほぼ全員萎縮していて患者より上司の顔色をうかがっている。困ったものだ。

循環器系の専門の医者にみてもらって、心拍細動という診断を受けた。何が起こっているか詳しく調べるために 24H 心電図の採取(小型機器をテープで体にはっつける)と心エコーを取った。

血栓と脳梗塞

ポイントは心拍細動によっておこる心臓内の血液の滞留だ。血液が滞留すると血栓ができやすくなる。これが、どうも心臓の特定部位で大きくなるらしく、大きな血栓が飛ぶと、脳梗塞になる。かなり深刻なダメージになって、この手のトラブルが発生した場合の予後は非常に悪い(らしい)。

その手の情報はおいおい調べる。

医者から薬をもらう。

医者からはアブレーションの手術を勧められた。友人が10年前くらいに受けていたので、どういう手術かは知っていた。10年前はあまり普及していなかったが、今ではかなりポピュラーな手術方法のようだ。

井上記念病院

ところでこの病院。私は息苦しくてしょうがなかったので、マスクを外していたら、守衛?さんがやってきて「マスクをするように命令」された。もう、守衛さん、職務を全うしようとするのはいいのだが、患者の状態を考えずに偉そうに命令する。困ったものよ。

仕方ないので受付で相談。「先生に聞いてきます」だって。

いや、それ先生に聞いてもだめだろ。先生は診断をする人だから。「マスクを外して待つ」というのは先生の判断を必要としない。病院業務の一環だよね。熱中症でもなんでも、マスクを外したほうがいいかもしれないときはあって、患者が外したいと言ったら、それにどう対応するかは病院業務。外してオッケーなのか、別の場所に連れていくのか。

私は別の場所に連れていけばいいと思ったが、その判断が職員や看護師に出来ない。常に上司の顔色をみている。

この病院は、毎度毎度なんだけど、今回もがっかりだ。リハビリ室の人はいい人ばっかりだけど、それ以外は毎度だめだね。

結局、自己主張できない人とか、状況がわかっていない人、病気の人とかお年寄りとか特に、こんなかんじだと不利益を被るよね。主張しても病院が事実上「がまんしなさい」という態度で、更に、職員が上から目線で命令してくる。

医者も確定的なことは言えない

医者に高原にいった時に胸が痛くなったとか、2週間前にストーンと胸のあたりが"抜ける感覚"があったとか説明したがそれに関してはノーコメントだった。

今考えると、高原は、酸素不足で肺あたりが痛くなっただけ。今回の病気とは関係ない可能性が高い。いつもの症状だしね。他の人より敏感なんでしょう。

抜ける感覚は謎。

今飲んでいる薬の影響を聞いたが「ない」と即答された。これ、本当は「ない可能性が高い」だよね。わかってないけど、全てわかっている気になって発言することもある。まぁ人間そういうものよ。

一週間ほど立つ

この一週間で何が起こっているかはだんだんと把握し始めた。

心房細動は収まっていない

この一週間心房細動は収まっていない。これは AppleWatch の結果から明らか。その結果、貧血が起こりやすくなっている。脈もちいさい。最初は肺近辺が痛かったが今は痛くない。この痛みは高原にいったときと同じだから酸素の取り込みがうまくいっていないということなのだろう。一週間してだいぶなれてきたので、最初ちょっと体を動かすと心拍数が上がっていたが、今はそんなことはない。でも、これは高原に行って体がなれたのと同じなので、回復しているわけではない。と判断した。

運動はあるていど OK そう

運動すると脈はあがるが、やめると普通に下がるので、現状は運動してもオッケーそう。逆に、心拍数があがったほうが気分はいい。恐らく、頭に酸素が供給されるから。医者からも運動は止められていない(明確に聞いた)。

かといって、原因の一つが運動であることは間違いないので、過度な運動は危険だろう。水分不足は血栓を作るリスクを挙げるのでこれも注意しなくてはならない。

運動すると心拍変動が小さくなる。これは単に心拍数があがるから自動的に変動が小さくなるだけ。回復しているわけではない。と判断できる。睡眠時の心拍変動が大きくなる理由もこれ。心拍数が減れば自動的に変動は大きくなる。つまり、心拍変動のアップダウンは病状とは関連ない。と判断した。20ms 程度に戻れば回復と言えるだろう。が現状その見込みはない。

貧血を解決する

心拍数は普通に暮らしている分には 60-80 で安定し始めた。からだが馴染んだせいだろう。ただし、貧血はズ〜と続いている。ということは、やはり、心臓の血液を送り出す力が弱いということだろう。脈も弱いのがそれを裏付けている。

心臓内の血流がよどみやすいかどうはこれだけではわからないが、その可能性は否定できない。心エコーを見ればわかるんだろう。

運動は気持ちよくなるので、積極的に、体を動かして心拍数を挙げるようにしようと思う。心筋は弱っていない。むしろ、鍛えすぎたから発症した可能性がある(静脈のほうまで心筋が電気を拾うようになったのかも)。

頭を下げれば貧血は治りやすい。だから、寝ておいて、ふとももあげをやれば解決するのかも。今度やってみよう。テニスのときはふとももをあげることでだいぶ楽になることは経験的にわかっている。心拍数はあがるのだが太ももがの動きが血液を送るのをサポートしてくれるので心臓の負担が軽減されるみたい。

風呂はやばい。のぼせやすいのだ。体中の血流が良くなるのだが、心臓の脈拍がついていかない。結果としてのぼせて(熱が逃げなくなるんだろう)すごく気分が悪くなる。今後は、カラスの行水にしようと思う。

医学的根拠はないがサプリも取る

とりあえずマグネシウムとビタミンE。これ取りすぎるとだめだからね。効果なかったらやめよう。

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