インストール編では最後 mdt での login がうまくいきませんでした。その後、Python のソースを解析することでやっとうまくいくことを確認しました。
key を作成します
mdt でログインするためには ssh の準備が必要です。もし ssh-keygen で既に作っている場合はこの手順をスキップして先に行きましょう。まちがって作ってしまうと、いままでの key を上書きしてしまいます。
> mdt genkey
WARNING! と出たら注意です。すでに ssh-keygen でキーを作っています。他の PC 等にログインできなくなるので通常はここで Ctrl-C で処理をやめましょう。
key の push
にわとりと卵ですね。push しないと入れません。入れないと push 出来ません。最初はどうやら USB のシリアルにつないだ状態で mdt pushするみたいです。それを知りませんでした。
ssh の標準的な方法で ~/.ssh/authorized_keys に id_rsa.pub をコピーしました。どなたか mdt push でチャレンジしてみてください。
key の set
前回はこの手順が欠けていたためログインできませんでした。
> mdt setkey ~/.ssh/id_rsa
この手順で id_rsa が ~/.config/mdt/keys/mdt.key へコピーされてしまいます。セキュリティ上注意が必要です。将来的には手順が変わるかもしれません。その時はこの mdt.key を消しましょう。
mdt shell でログイン
これでmdt shellでログインできるようになりました。ssh <IP アドレス> でログインしても同じです。mdt shell は IP アドレスを必要としないのでちょっと手間が省けますね。DHCP で相手の IP アドレスが正確にわからないときは便利です。ただ通常の ssh とは違い ~ + Ctrl-Z でサスペンドできません。device が2つ以上あるときはどうするのでしょうね?